こんにちは、たろうです。
僕は今、複数の飲食店で勤務しています。
過去には回転寿司の店長の経験もありますし
他に勤務している人達よりも大分経験が長いので、
いつも皆の見本となる言動を心掛けています。
今回は、僕の経験の中で学んだ
先輩としての立ち振る舞いのマインドを
共有したいと思います。
先輩が後輩をこき使う風潮
職場というところではよく
先輩が未熟な後輩に対してこき使う場面が
見られると思います。
まだ仕事を完璧に覚えているわけではないので
当然と言えば当然とも言えます。
しかし、
どのような理由があってそのオペレーションなのか
何故今それをやる必要があるのか
こういうことの説明もせずに
ただ指示を受けただけの側は
その業務にを根本的に理解することは
かなり難しい話になってきます。
センスのある人であれば
理解できるかもしれませんが、
皆が皆そうではないはずです
そのため後輩の内の一握りの人だけが
サクサクと業務全体を捉えていく中
大部分の人がよく分からないまま
先輩の望む達成度を満たせない状態に
陥ってしまいます
お互いに信頼し合えていない関係性
こうなると
先輩からすれば
いつになったら
一人前に仕事できるようになってくれるんだ?
仕事できないやつは困るな
という状態になり、
また、後輩としては、
いつもちゃんと教えてくれなくて
偉そうなんだよな
不足分を補うかのように部分的に業務を与えられても
全体像が分からない
となり
信頼し合えないまま
お互いに不満を抱いた状態で
協力していくことになります
次第に人間関係もギクシャクしていき
後輩は辞めていくのです
後輩をサポートする
ここで、視点を変えて見てみましょう
後輩それぞれに一つのポジションを割り当てて
先輩はそれをサポートしていくのです
その業務を知っている側からすれば
間違えやすい点
丁寧にすべき点
手を抜いてもいい点
などのポイントが大体分かっているものです。
そのポジションを任せて見守りつつ
要所要所で助言や指導をしていくことで
割り当てられた側は
その仕事の流れの筋を
無意識に理解していくのです
上記のことを繰り返していくことで
後輩は色んなポジションの仕事を
できるようになっていき
先輩側もその仕事に対する理解がさらに深まり
教え方の向上にもつながっていきます
確立された組織
この状態が優れた組織だと僕は思っています。
そして
ほとんどの企業において
意外とこのような組織が確立できていない、と
僕は感じています
在籍が定着しないことが
その理由のひとつとしてあげられると思いますね
他が組織づくりに苦労している間に
当ブログのことを参考にして
抜きんでてしまいましょう
最後までお読み頂きありがとうございます