クルーが定着する環境づくり

こんにちは、たろうです

今回は、
クルーに自信をもって仕事に取り組んで頂く
そんな環境づくりについて解説します。

先に結論を言うと、要点は
「輝けるステージを提供する」
ということになります。

 

得意なことを引き出す

人には必ず得意分野があります。
教科でいえば、
国語,算数,または体育が得意な人もいます。

普段の生活で言うと
料理が上手な人,計算が速い人,会話がうまい人

身近にこのような人がいることと思います。

そして、我々店長や管理者の任務は
クルーそれぞれの得意分野を見出して
輝けるステージを提供してあげること

これにつきます。

クルーそれぞれの持つ
得意なことを掛け合わすことができれば
そのお店のサービスは最高潮に達するでしょう。

また、精神的にも良い状態にもなるので
クルー同士のやり取りも円滑に進んでいきます。

結果として、
いつも「この職場はなんだか楽しい」

という気分でいられることになるので
クルーの定着につながっていき、
お店全体の雰囲気も良好に保つことができるのです。

できないことの克服も
もちろん必要ですが、

まずは各個人と良く向き合い
どんな役割で輝けられるかを見極めることが
非常に重要と言えます。

自信を持ってもらう

初めてアルバイトをされる方は特に
「自分にちゃんとできるだろうか」
このような不安を抱えています。

それに対して
自分の最も得意とする役割をもらえたとしたら
良い結果を出せるはずですね。

逆に不得意なことを強制されれば
当然ながらうまくいくはずはありません。

よくやってしまうのが
できなさそうなことやらせてみたり
失敗をひどく注意したりすることです。

このような場面は多くの職場で見られますが、
された側もする側にもメリットがありません。

そしてされた側は高確率で
間もなく退職されていきます。

我々側がそれをしてします原因は
学校生活の中に強く根付いています。

学校では、得意なことよりも
不得意な科目の成績を伸ばすような教育が
推し進められています。

これはいわゆる没個性であり
没才能ともいえます。

社会一般的に、優秀な人というのは
淘汰される風潮にあります。

本質的な理由はここでは触れませんが、
これが日本の悪しき文化と言えます。

我々はそれに立ち向かっていく必要があり
職場という環境で
各個人を輝かせる責務を背負っているのです

長所を見つけ始めるタイミング

では具体的に、当人の得意分野を
どのタイミングから探し始めれば良いのかですが、

「ご応募頂いたとき」
を、ひとまずの解とします。

電話応募時の応対の仕方、
今ではネットからの応募も少なくないので
フォーマットに入力された内容や見せ方など

良い点を見ようと思えば
いくらでも探しようがあるのです。

そして面接時の応対から
その人の良い点や人柄、

得意なこと好きなこと
たくさん見つけることができるはずです。

長所10個一覧表 みたいなものを作って
埋めてみるのも良いかもしれませんね。

これらの情報を基にそのまま
採用後の最初のポジションや
教育方針に反映させていくのも有りだと思います。

良いところを見抜いて伸ばす力

さて、方法論について述べていきましたが、
資本となるのは、我々の見抜く力です。

この点の育み方ですが、
まずは自分を褒めて認めること
と言えます。

先の解説でも書きましたが
日本の文化は没個性です。

秀でた人が創出されないような文化が
形成されています。

これを我々が壊していきましょう。

僕は、このブログをお読みの方
主に店長クラスの方と思いますが、

普段から頑張っておられることを
良く理解しています。

まとめ

それでは
クルーが定着する環境づくりについて
要点をまとめます。

  1. 輝けるステージを提供すること
  2. 新人の不安を汲んであげること
  3. 長所を探すのはご応募頂いたときから
  4. まずは自分を肯定すること

 

各クルーの個性を活かしつつ
最高のお店を作っていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。